欅坂46の映画「僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46」を前夜祭イベントで見てきました！
ということで個人的な感想や見どころをまとめていきます。
※ネタバレありなので注意
正直、めちゃくちゃ壮絶でした・・・。
サクッと読める目次
全体的な感想：しんどいけどファンなら見るべし
映画全体の感想をざっくりまとめると、「しんどいけどファンなら見るべし」といったところでしょうか。
内容は「ドキュメンタリーof平手友梨奈＆欅坂46」って感じです。
ほぼ平手中心で、活動の裏側密着＆平手のことについて現メンバーにインタビューという映画でしたね。
最初はキラキラ明るかった欅坂46が少しずつ歪んでいき、改名を決意するという話の流れなので終始まあまあしんどいです。
特に平手ファンはしんどいと思います。
平手が変わっていく様子や、ステージ裏でぶっ倒れてたり過呼吸になってたりする様子が何回も出てきますので・・・
ほぼ平手の話題しか出てこない映画なので、1期生の他のメンバーの卒業や、2期生加入などはほぼ触れられません。
ただ改名の理由やメンバーの心境、ライブ映像なんかも見れますので欅坂46ファンなら見て損はないと思います。
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見どころ＆重要点をざっくりまとめ【ネタバレあり】
ここからは個人的な映画の見どころや、映画の中での重要ポイントをざっくりまとめていきます。
初期のキャロてち満載
この映画はデビュー時らへんから現在までを時系列に追っていくので、序盤は初期のキャロてちが満載です。
かわいいかわいい友梨奈ちゃんが見たい方はぜひとも見ることをオススメします・・・！
にる
簡素すぎるねるの卒業
一応長濱ねるの卒業も触れるんですが、ほんの一瞬だけです。
個人的にねるは「欅坂46のもうひとりの主人公」と言ってもいいくらいの人物なのですが、彼女の物語は全然描かれませんでしたね・・・。
にる
健気すぎる2期生ちゃんたち
色々と歯車が狂った状態の欅坂に加入してきた2期生ちゃんたちですが、そんな空気に負けずに頑張っている様子が見ていてすごく元気をもらえました。
舞台裏でもいつも笑顔で、一生懸命頑張っている様子が本当に好印象。清涼剤のような存在でしたね。
2019年夏ツアーも「平手が参加するかどうかわからない」と告げられ
平手ありパターンとなしパターンの2種類を練習させられる中、終わった後は笑顔でレッスン場の片付けをしていました。
ちなみに2期生だと田村保乃、松田里奈あたりが結構映ります。
にる
ライブ映像盛りだくさん
欅坂46といえばライブ！ということでこの映画もかなりライブ映像とその舞台裏が多いです。
具体的には、以下のライブの舞台裏に密着しています。
- デビューカウントダウンライブ
- 有明コロシアムのワンマンライブ
- デビュー1周年記念ライブ
- 2nd YEAR ANNIVERSARY LIVE
- 全国ツアー2017「真っ白なものは汚したくなる」
- 夏の全国アリーナツアー2018
- 夏の全国アリーナツアー2019
- 3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE（武道館）
- 東京ドーム
これまでに映像化されていないライブもけっこう見れます。
逆に、欅共和国なんかは全然密着入ってませんでしたね。
ライブ映像を劇場の大画面で見たいという人は見に行って損はないと思います。
2017年夏ツアー平手欠席の理由
2017年夏の全国ツアーで平手が突然出演を拒否してメンバーたちがパニックになるというシーンがあるのですが、
その出演拒否の理由が「夏のロッキンジャパンフェスで思うようなパフォーマンスができず、今はステージに立ちたくない」というものでした。
この頃から平手はだいぶ他のメンバーよりも何歩先を行っていたんだなあと思いましたね・・・。
2017年の紅白歌合戦後に平手がメンバーだけに休業を発表
メンバーが過呼吸になり倒れて話題になった2017年の紅白歌合戦。
その出演後に平手友梨奈は欅坂46のメンバーみんなに「欅坂46とは一旦距離を置きたい」と直接話をしていました。
つまり休業を相談していたのです。
「休業してほしくない」と泣くメンバーも結構いましたね・・・。
確かに平手は2018年に入ってしばらく休業状態だったので、今見ると「あーそういうことだったのか」となりました。
選抜発表の裏側
9thシングルの選抜発表の裏側も密着入ってました。
けやかけでは選抜メンバーに話を聞くだけでしたが、映画では選抜に選ばれなかったメンバーの様子をしっかり密着しています。
号泣する小池美波の背中をさする石森虹花・・・。
石森は「自分は別にいいんだけど、『なんでこの子が入らないの？』と思うメンバーがいっぱいいる」と話していました。
東京ドームライブの裏側
東京ドームライブの裏側の映像が少し流れるのですが、始まる前に泣いているてちをゆっかーとあかねんがハグして落ち着かせるシーンがあります。
てちも最後まで戦っていたんだなあと感じさせられました。
あとは2日目のアンコール「不協和音」に出る前もてちは不安そうでした。
なんだか初期の緊張しまくりなてちと重なって泣けるシーンです・・・！
そして最後の最後に力を振り絞って極限状態で「角を曲がる」を披露するのですが、
もう終わったあと脚はアザだらけで膝すりむいて血も流して、ボロッボロになってました。
2019年紅白歌合戦の裏側
2019年の紅白歌合戦もステージ終えた後過呼吸で運ばれるてち・・・。
そしてこの紅白のあと、てちは欅坂のメンバーひとりひとりにハグをします。
そこで伝えます。「もうみんなとは一緒にできないかもしれない」と。
正式にメンバーの卒業を発表したのは年が明けてからとのことでしたが、先にメンバーにはそれとなく伝えていたのです。
9thシングルのMVは撮影済みだったが・・・
初の選抜発表が行われ発売予定だった欅坂46の9thシングル。
そのシングルに収録される予定だった「10月のプールに飛び込んだ」のMV撮影の様子が今回の映画で見られます。
（この曲が表題だったのかはわかりません）
大自然の森の中で、みんなでパーティーする（？）みたいな内容のMVで、これまでの欅坂にはない雰囲気で期待できそうだったのですが、
なんとセンターの平手はこのミュージックビデオの撮影に姿を現しませんでした。（他のメンバーは一生懸命撮影していたのに）
理由としては「今の自分にこの曲は表現できない」という思いからだそう。
このMVが表に出ずに9thが延期になったのもこれが原因という感じで描かれていました。
にる
メンバーが語った改名の理由
配信ライブで改名を発表した欅坂46ですが、映画の終盤では改名することについての心境や経緯を少し話してくれていました。
ざっくりまとめると以下のような感じ。
- 菅井友香「平手の存在が大きすぎた」
- 守屋茜「この先、自分たちが自分たちの最大のライバルになる」
- 小林由依「自分たちの目の前に何かがずっとちらついてしまうのはよくないかな、と思った」
まあ配信ライブでも言っていたような内容と近いですね。
やはり欅坂46というこれまでのイメージは平手が作り上げてきたもので、これからは自分たちが新たな歴史を作っていかないといけない、という思いのようです。